キヤノン PowerShot SX50 HS にテレコンをつける(その2)

さて、なんとかSX50 HSへのテレコン取り付けができましたので、取り付け方法を紹介していきましょう。

まず、説明しておきますが、SX50 HSにはフィルター用のネジは切ってあるので、フィルターの取り付けは改造しなくても可能です。ただし、可動するレンズ筒に切ってあるため重量のあるテレコンなどは、光軸ズレやメカへの影響があるので取り付けないほうがいい。ということで、別途、テレコンなどの重量のあるものを取り付けるために考えたのが今回の方法です。

注意事項としては、他製品向けのアダプターを取り付けることになるので、場合によってはカメラ本体に傷をつけたり、故障する可能性もあります。このようなリスクを踏まえた上で、取り付けはあくまで自己責任でお願いします。

テレコン取付に使うHX100V用アダプターリング

ニコンのP510やSONYのHX200Vなどでは専用のアダプターが発売されているので、そちらを使えば簡単にテレコンが取り付けできるのですが、SX50 HSはアダプターがないのでなんとか取り付ける方法を研究してみました。

まず、用意するものはSONY サイバーショットHX100V用のアダプターリング(写真)。Amazonで入手できます。こちらのアダプターリングのサイズがSX50 HSのレンズ筒より気持ち(1mmぐらい)大きい。とりあえず薄さ1mmのゴム板を筒とアダプターの間に挟んでみましたが、素材が柔らかいためか、テレコンをつけると筒全体が少し傾きます。


ということで、まずはホームセンターで調達したテープ付きの鉛シートを貼り付けてみました。シートは厚み0.5mm+両面テープ。厚みは0.5mmでは少し緩いですが、1mmのものでは、きつきつになりそうな感じ。0.6~0.7mmあたりのものがベストかもしれません。鉛板でなく、銅板のようなものでもOKですが、あまり硬いものだと本体に傷をつける可能性があるし、加工も大変なので要注意。


SX50 HSのレンズ筒下部には写真のように出っ張りがあるので、その箇所は鉛板が当たらないように隙間を少し残しておいたほうが筒を精確に取り付けできます。


これでもまだ隙間があるので、製本テープ(35mm)で厚さを微調整。35mm幅は筒の長さとちょうど同じなのでカットしなくてもOKです。製本テープを2枚貼り付けるとちょうどいい厚みになりました。いきなりピッタリの厚みで差し込むと抜けなくなる可能性があるので、徐々に調整したほうがいいでしょう。


取り付けてみました。これでSX50 HSのレンズ筒にピッタリはまります。アダプターの装着位置は自由に調整できますが、奥につめたほうがテレコンなど装着したときに安定すると思います。なお、SX50 HS本体のレンズ筒は強く引っ張ると抜けるので、アダプターを外すときはご注意ください。


レンズを望遠端まで伸ばすとこのような状態。


テレ側のアダプターを取り付けても、望遠端ではレンズ筒が7~8mmほど出てしまいます。


67mmのメタルフードを装着して長さを調整。フードの前ネジは72mmになります。メタルフードは前ネジのついていないものもあるのでご注意ください。


72-55mmのステップダウンリングを経由してオリンパスのTCON-17Xを装着。35mm換算1,200mmとコンデジでは最大のズーム倍率を誇るSX50 HSですが、さらに1.65倍1,980mm相当になりました。


パナソニックのテレコンLTZ-10については、アダプターの前半分を外した状態で、67mmのメタルフードを装着。メタルフードの前側が72mm径なので、72-67mmのステップダウンリングを接続すると上の写真のような感じに。


カメラ側から、HX100V用アダプター(後ろ半分)+67mmメタルフード72-67mmステップダウンリングLTZ10です。こちらのテレコンは1.5倍なので、光学1,800mm相当です。かなりデカイですが、TCON-17Xよりはかっこいい気がします。

ワイヤレスタイマーコントローラーをSX50HSに装着してみた

1 件のコメント:

刈田悟史 さんのコメント...

Powershotにテレコンが着かないか探していてこのページにたどり着きました。
さっそく実験したいナァと思っているのですが、この方法だと、テレコンの着脱って簡単でしょうか?
野鳥撮影で必要なときだけ取り付けるような使い方を考えています。
また、アダプタリングをつけっぱなしにするとワイド側では画面がケラれますでしょうか?
ご教示いただけると助かります。よろしくお願いいたします。