CANON PowerShot SX50 HSを購入


CANONから出ましたね。光学50倍のPowerShot SX50 HS。35mm換算で1,200mmと、ニコンのP510(1,000mm)よりさらに超高倍率なコンデジの登場です。即日購入といきたかったのですが、価格が55,000円程度でまだ手が出せません。。。と思ったら、e-bayなら$511(約40,000円)で手に入るではありませんか、しかも送料込み(Expedited Int'l Shipping)です。円高万歳!

ということで、今回は海外からカメラ本体を仕入れてみました。購入は簡単です。e-bayでSX50を検索。BUY IT NOWをクリックして、paypalで決済するだけです。購入先は香港のカメラ店。発売前日の9/26に購入し、9/27にFEDEXでの発送連絡があり10/2に予定どおり届きました。

今回購入したのは、カメラ本体と16GのSDHCカード、予備バッテリーがセットになったもので、送料込みで$540(日本円で43,200円)。届いた商品は、箱書きの説明など当然英語表記ですが、カメラ本体は言語設定で日本語が選択できるので、逆輸入品だからといって使用上特に困ることはありません。

ちなみに、海外のショップで購入は、商品に問題がなければ大丈夫ですが、初期不良等トラブルが発生した場合はショップと英語でやりとりをするというリスクがあります。数千円の価格差なら国内で購入したほうがいいです。今回は価格差があまりにもあったので、、、くれぐれも自己責任です。

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リモコンで操作できるパンチルトヘッド Ninja X10


海外通販サイトでNinja X10なるパンチルトヘッド(電動雲台)を見つけたのでさっそく入手してみました。元々は防犯カメラ用のパーツとして販売されているものですが、どうやら一般的なデジカメでも使えそうです。


こちらは海外のサイトで見つけた画像。キヤノンのHV10というビデオカメラを設置して動作させている様子が動画で見られます。


同梱物はご覧のとおり。パンチルトヘッド本体とリモコン、台座、ACアダプターが付属しています。パンチルトヘッドといえば以前こちらのブログでも紹介したe-BenkのEBRA-121Rがありますので、そちらと比較しながら紹介していきましょう。


まずは外観。EBRA-121Rに比べて、Ninja X10はサイズがひとまわり小さいです。小型のデジカメやビデオカメラを載せるにはちょうどいい大きさですが、安定感はEBRA-121Rのほうがありそうです。


一番のポイントは、Ninja X10はリモコンが電波式な点。EBRA-121Rのような赤外線リモコンに比べて障害物の影響を受けにくいです。ドアや窓越しでも電波が届くので、いろんな場所で動作させることができます。

また、EBRA-121Rでは、リモコンのボタンを押しっぱなしにしていても途中で動作が止まりましたが、Ninja X10なら大丈夫です。ボタンを押している間、パン・チルトの動作を続けます。リモコンの届く範囲は見通しで5mぐらい。操作性はNinja X10が上です。


可動範囲はパン(左右)が240度、チルト(上下)が130度EBRA-121Rに比べてかなり広範囲に動きます。特にチルトの範囲が広いのはいいですね。速度は一定で、パンが毎秒7.7度、チルトが8.7度とかなりゆっくりめですが、それでもEBRA-121Rよりはスムーズに動きます。

YouTube動画

弱点もいくつか。EBRA-121Rに比べるとサイズは小さいので積載できるカメラの大きさが制限されます。手元にあったビクターのエブリオは軽いので難なく作動します。最近の家庭用ビデオなら問題なく動くと思います。デジカメについてはコンデジなら大丈夫ですが、一眼レフを載せると厳しいかなという雰囲気。試しにEOS Kiss+50mmを載せてみました。動作はしますが、見ていてちょっと頼りない。

YouTube動画2

電源はACアダプターを使用します。EBRA-121Rのように単三電池で動かないのが弱点ですね。別途DC12Vの電池ボックスを調達して繋げればコードレスでの運用は可能でしょうか。ただ、電源ケーブルの端子がオーディオで使われる3.5mmのミニプラグという珍しい形状です。変換アダプターがあればいいのですが。。。


本体はプラスチック製で重量も軽いので、カメラの重量・バランスや、大きくチルトさせたときなどでカメラを支えきれずに倒れてしまうことがあります。底面に三脚穴が開いているので、三脚などに設置したほうが安定して使えます。

ざっと使ってみての感想ですが、エブリオのような小型カメラで、電源が確保できるのであればNinja X10のほうが使い勝手は随分良いと思います。Ninja X10はコンセントが必要な点が弱手です。電源が確保できない場合は単三電池で動くEBRA-121Rという選択肢になるでしょうか。


リモコンで操作できるトライポッドヘッド(電動雲台)



パナソニックのテレコン LTZ-10 改造記(P510編)

67mm径のオスオスアダプターでLTZ10は無事HX200Vでは使えるようになりました。できあがったLTZ10(改)を新発売されたP510専用アダプターにも繋げてみましょう。

おや?長さが足らない・・・。

そのままでは望遠端でテレコンに干渉します

そう、新発売のP510専用アダプターはレンズ筒の奥深くまで入るため、P500用アダプターより若干長さが短くなるのです。P500用アダプターでは使えていたLTZ10が使えなくなったのです。


ステップアップアンドダウン


解決は簡単。長さを足してやればいいのです。レンズはLTZ10(改)の筒にほんのわずか干渉しているようなので、ステップアップアンドダウンで長さを補います。P510のレンズ筒は55mm程度、ということで、58mm径以上なら大丈夫。強度も考慮して58mm径を採用。P510アダプター(67mm)→67-58mmステップダウンリング58-67mmステップダウンリングLTZ10(改)(67mm)となりました。


無事完成

写真のとおり無事完成です。望遠端までレンズを出してもテレコンには干渉しません。これでHX200VP510の両方でLTZ10が使えるようになりました。重くてかさばるLTZ10ですが、TCON-17Xよりも写りが良いだけにいろんな機種で使えるようになったのはいいですね。しかし、なぜパナソニックはFZ200のテレコンにLTZ10を採用しなかったのでしょうか。惜しい。。。


【2013/2/9追記】
※STOKからLTZ10専用のアダプターが発売されました。詳細はSTOKブログを参照ください。

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バッテリー不要!コンセント型の小型ビデオカメラ


おもしろグッズ発見。コンセント型小型ビデオカメラです。この手の商品はバッテリー容量の関係で1~2時間しか撮影できないものが多く、あまり実用的ではありませんでしたが、こちらの商品は家庭用コンセントに接続してそこから電源をとるので、電池切れの心配いらず。メモリーカードの容量いっぱいまで撮影することができるのが特徴です。

詳しく紹介していきましょう。上の写真のとおり、コンセント型のカメラと変換プラグ、取扱説明書(英語・中国語)、ミニUSBケーブルが同梱されています(日本国内で使う際は変換プラグは不要です)。

箱を開けてみると、説明書には220v用と書いてあったため日本のコンセントで使えるか一抹の不安はあったのですが、本体裏にはAC100V~250V 50/60HZと記載が。どうやら無事動作するようです。ひと安心。

設置するとこんな感じ

さっそく使ってみましょう。使い方は簡単です。マイクロSDカードをカードスロットに挿入して、コンセントに差し込むだけです。差し込むと自動で録画がはじまります。コンセントから電源をとるので電池不要で、メモリーカードの容量いっぱいまで撮影することが可能です。

カメラは中央上部の小さな穴の部分にあり、720x480、30fpsのaviファイル(20分ごと)が生成されます。画質はおせじにも良いとは言えませんが、室内など比較的暗い環境でも思ったよりきれいに撮れますね。

日本のコンセントに対応

動体検知機能(PIR)を備えており、カメラの前に動くものがいなくなると自動で録画を停止、動くものが現れると録画を再開します。PIRの感度は良好です。

試し撮りをしたところ、AVIのためか、10分で500MBとけっこうメモリカードの容量を食います。手元にあった16GBのマイクロSDHCは問題なく使えました。1時間で3Gで、5時間分は録画できる計算です。

ざっと使ってみての感想ですが、画質に目をつむればけっこう使えます。特に電池残量の心配がない点がこれまでのこの手のカメラにはない長所ですね。難しい設定なしで、コンセントに繋ぐだけで簡単に使える点もポイント高いです。

・玄関やベランダに設置して、泥棒・変質者など防犯対策。
・駐車場に設置して、マイカーへのイタズラや無断駐車の監視。
・農作物の泥棒や畑の害獣監視。
・浮気調査

などなど。コンセントさえあれば設置が簡単にでき、操作もシンプルなので、防犯用やイタズラ対策としていろんな場面で役に立ちそうです。ただし、防水ではないので、屋外で使用する際はご注意ください。

ちなみに、コンセント上部のUSB端子からは電源が取れるので、USBライトなどを設置することも可能です。miniUSBケーブルを繋げれば、PCからマイクロSDカードにアクセスすることもできます。

パナソニックのテレコン LTZ-10 改造記(HX200V編)

パナソニックのテレコンLTZ10

以前、P510用に改造したパナソニックの1.5倍テレコンLTZ10ですが、最近、HX200Vの使用頻度が増えてきたためこちらでも使えるように再改造することにしましした。

64mm径という特殊なフィルターネジしか使えない

P510用のフィルターアダプターに接続した際は、67mm径の筒に瞬間接着剤で固定したのですが、筒同士をズラさず中心にしっかりと固定するのが結構難しかったので、今回は別の方法を考えることに。ズレることなくフィルターをはめる方法はないものか・・・。

アダプターの67mm径オスネジがピッタリ

ふと、アダプターの67mmオスネジを乗せてみたところLTZ10の径にぴったりフィットするじゃないですか。これなら接着剤でちょんちょんとつければ簡単かつズレることなく取り付け可能です。カメラ側のアダプターは67mm径のオスネジで決定。

続いてアダプター側。こちらは67mmのメスネジなので、テレコン側は67mmのオスネジだと便利。ということで、両側とも67mm径のオスネジアダプターがあれば一番てっとり早いのですが・・・。

67-67mmオスオス変換リング

あるんですね。67-67mmオスオスアダプターなるものが。海外サイトに扱っている業者を発見。探しておいて何ですが、いったい何に使うんだこんなもん・・・。どうやらマクロ撮影をするとき、67m径のレンズにさらに67mm径のレンズを反転させて取り付けて撮影をするときに使うものらしい。日本のアマゾンでもカメラ用品店のSTOKで取り扱いをはじめています。

ぴったり収まりました

ご覧のように67mmオスオスリングがぴったりフィットします。ズレる心配もなし。接着剤で固定すればできあがり。材料さえ揃えれば作業時間は3分もかかりません。前回よりも簡単に取り付けできました。

※瞬間接着剤で取り付ける際は、溶剤が蒸発してレンズや本体に付着して白化するのでご注意を。白化したら取れません。マスキングしたり、白化しない接着剤を使うなどでしっかり対策しておきましょう。

アダプターを半分装着した状態

さて、ついに完成したLTZ10(改)ですが、これがHX200Vに接続できるかが第二の関門です。LTZ10は、FZ10のズームレンズが収まるように作られたため、5~6センチのクリアランスがある。これが上の写真のとおり最望遠時にHX200Vから飛び出したレンズの長さと一致すればよいのですが、ダメならアダプターなり何なりをかませて長さを調整する必要ありです。

無事完成しました

HX200Vにボディ側のフィルターアダプターを装着した状態でLTZ10(改)をネジネジすると、、、ピッタンコ。おもしろいぐらいピッタンコです。完成。ご覧のとおりかなりの迫力ですが、無事完成に至りました。LTZ10(改)は67mm径のオスネジになったので、カメラ側のレンズ長さえ合えば他のカメラにも簡単に転用できます。撮影画像はこちらの記事をご覧下さい。


【2013/2/9追記】
※STOKからLTZ10専用のアダプターが発売されました。詳細はSTOKブログを参照ください。

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P510専用フィルターアダプターキットが登場

 

ニコンCOOLPIX P510専用のフィルターアダプターが登場したのでさっそくレポします。今回入手したのはP510専用のアダプターセット。日本国内での発売元はカメラ用品店のSTOKです。アダプターのほか、67mm径のレンズキャップ、フード、UV・CPLフィルター、キャップひもが付いています。

このブログでもこれまで何度か紹介してきたフィルターアダプターは、前モデルP500用のため、広角側でケラレが出るなどの弱点がありました。今回登場したのはP510専用を謳うだけあって、こういった点も改善されています。


写真のとおり、LA-67P510Tの文字。P510専用です。


アダプターはP500用のものと同様、六角レンチでレンズ筒に固定します。P500用では、はめ込みが浅く、重量のあるテレコンをつけるときは強度的に若干不安がありましたが、P510は専用だけあって、筒の奥までしっかりはまります。


レンズ側のアダプターのみの状態なら、P500用のアダプターをつけていたときのようなケラレは発生しません。広角端まで撮影できます。P500用では広角端で撮影する際アダプターをレンチで外す必要がありましたが、P510用ではアダプターをつけっぱなしにした状態で全域ズームが使えるようになりました。


TCON-17Xをつけてみました。取付には別途67-55mmのステップダウンリングが必要です。P510用ではアダプターがレンズ筒にしっかり固定されているので安心して使用できます。


付属のレンズフードをつけるとこんな感じ。望遠側のアダプターをつけた状態では、35mm換算70mmあたりまで四隅がケラレます。


望遠側のアダプターをはずして、付属のレンズキャップを装着。普段はこの状態でカメラバッグにしまっておけます。P510本体のカラーはブラックにしたほうがカッコよかったかな・・・。


セットの同梱物です。P500用と同じ内容。UVフィルターやCPLフィルターもついています。フード、キャップはなかなか使いやすいです。


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